豆乳の歴史
こんにちは、SOYMIL代表の佐藤です。このMagazineでは豆乳に関する豆知識やSOYMILに関することを紹介していきます。今回のテーマは豆乳(豆漿)の歴史です!
先日は、大豆が中国発祥で、日本から世界中に広がっていったことを紹介しました。豆乳も同様に中国発祥です。中国語では「豆漿(ドウジャン)」と称され、毎日のように飲まれています。日本でも最近は台湾式朝食を提供するレストランが増えていたり、輸入食品店で販売されていたりするので、身近に感じる方も多くいるのではないでしょうか!?
【五反田】朝から行列!?台湾式豆乳専門店「東京豆漿生活」レポ
中国の漢王朝(紀元前2世紀)の時代にさかのぼります。淮南国の王(劉安)の母親が病床に伏した時、劉安は煮豆を砕いてトロトロにしたスープを毎日のように母親に飲ませていました。すると、母親の病は次第に快方に向かっていき、豆乳は栄養価が高く、病に効果があると人々の間で信じられるようになりました。これが豆乳の源流だと言われています。
1578年に世に出された中国の薬学書『本草綱目』によると、「豆乳は、利尿作用があり、解熱効果、解毒効果がある」と記載されており、中華圏で健康に良い食品として広がっていきました。
豆乳が広がっていくのが、1955年に台湾の台北県永和市(台北市永和区)で開店した豆漿店「世界豆漿大王」(現、新世界豆漿大王)が人気を集め、各地でチェーン展開したことによって中華圏を代表する食事として世界的に知られるようになりました。
古代中国では豆乳の栄養価が大きく評価されており、台湾が豆漿として広がってきたことが分かりましたね。次回以降はもう少し豆漿について紹介していこうと思います♪
※豆乳の起源については諸説あり、淮南国の劉安発祥は一説です。
※豆乳の効果は、『本草綱目』に記載された「豆漿,利氣下水,制諸風熱,解諸毒」を直訳したものであり弊社製品の効能を表すものではありません。
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