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記事: 世界各地で正月に食べる「豆」の紹介

世界各地で正月に食べる「豆」の紹介

世界各地で正月に食べる「豆」の紹介

少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!今年もSOYMILをどうぞよろしくお願いします^_^

さて、皆さまお正月におせち料理を召し上がりましたか?

 

日本

おせち料理に必ずといってもいいくらい黒豆が入っていますよね。黒豆には、「まめ」に働く、「まめ」に暮らすなどの意味があり、丈夫に過ごせるようにとの意味が込められています。

西日本では黒豆を煮る際にはシワが入らないように煮ていく家庭が多いですが、東日本ではあえてシワが入るように煮込むこともあります。これは「シワが増えても(=年をとるまで)ずっと頑丈な体を持って働けるように」という意味が込められているそうです。

 

アメリカ

アメリカの南部では、ブラック・アイド・ピー(Black-Eyed Peas)と呼ばれる豆とお米を一緒に炊いたホッピン・ジョン(Hoppin' John)と呼ばれる正月料理があります。

ブラック・アイド・ピーは西アフリカが原産地とされています。表面が白っぽいクリーム色をして、おへその部分に黒い模様が付いているのが特徴です。コインを象徴する事から、正月に食べると金運が上昇すると言われているそうです。また、奴隷解放宣言が1863年1月1日に発効したときに、アフリカ系アメリカ人がブラック・アイド・ピーを食べて祝ったということも正月料理になった一説とされています。

 

イタリア

イタリアでは、クリスマスや新年にかけていただくコテキーノ(cotechino)とザンポーネ(zampone)というお料理があります。コテキーノは豚の腸或いはゼラチンで作った袋にひき肉を詰めたソーセージで、ザンポーネは豚足の皮に豚肉ひき肉を詰めたものです。この二つとも、必ずレンズ豆が添えられています。

レンズ豆は、貨幣を連想させる形であり、新年が金運に恵まれるよう北イタリアでは大晦日やお正月に食べる縁起の良い料理として愛されています。日本にはないジューシーなコテキーノとザンポーネには、野菜だし汁、白ワインとトマトペーストで煮込んだレンズ豆がとてもよく合います!

 

正月が過ぎてしまいましたが、世界の美食を是非ご堪能してみてはいかがでしょうか?

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